freeeサインのログインとアカウント作成|ログインできないときの対処
電子契約を導入すると、最初につまずきやすいのが「ログイン画面までたどり着けない」「昨日まで入れたのに今日は入れない」という場面です。freeeサインはfreee会計などと同じアカウント体系で使う場合と、freeeサイン単体で登録する場合があり、ここを取り違えるとログインできない原因が見えにくくなります。この記事では、アカウント作成からログイン、パスワード再設定、ユーザー追加、ログアウトまでを、操作の順番と判断基準に沿って整理します。
この記事の結論
- freeeサインへのログインは、公式サイトのログイン画面からメールアドレスとパスワード、またはfreeeアカウントでのログインを選んで行います。
- ログインできないときは「ログイン方法の取り違え→メールアドレスの誤り→パスワード→二要素認証→ブラウザ環境」の順に確認すると原因を絞り込めます。
- 契約書を受け取って署名するだけの相手方は、原則としてアカウント作成なしでメールのリンクから手続きできる運用が一般的です。
freeeサインのログイン画面はどこから開くか
まずは検索結果のリンクを直接クリックするのではなく、freeeの公式サイトを開き、そこからfreeeサインのログイン画面に進むのが安全です。電子契約サービスは取引先とのやり取りにメールリンクを使うため、似た画面を装ったページに誘導される手口に注意が必要です。一度たどり着いたら、ブラウザのブックマークに登録しておくと毎回迷いません。
ログイン画面では、メールアドレスとパスワードを入力する方法と、freeeアカウント(freee会計などで使っているアカウント)でログインする方法が並んでいることがあります。どちらで登録したかが分からなくなるのが、ログインできない相談でもっとも多いパターンです。自社がどちらで登録したかを、導入時にメモや社内Wikiへ残しておくことをおすすめします。
スマートフォンからも同じログイン画面を利用できますが、書類の内容確認や押印位置の指定はパソコンのほうが操作しやすい場面が多いです。外出先では承認だけ行い、書類作成は社内で、と役割を分けると混乱が減ります。
アカウント作成の手順|いつ・何を用意して・どこで登録するか
アカウント作成を行うタイミングは、会社設立後、最初の業務委託契約や取引基本契約を結ぶ前が目安です。設立直後で登記が完了していない段階でも登録自体は進められますが、契約書に記載する会社名・所在地・代表者名は登記事項と揃える必要があるため、登記完了後に情報を確定させると手戻りがありません。
用意するものは、社内で受信できるメールアドレス(代表者個人のものより、info@やkeiyaku@など会社ドメインのアドレスが望ましい)、会社名・所在地・代表者名、担当者の氏名です。すでにfreee会計やfreee人事労務を使っている場合は、同じfreeeアカウントで始められるか先に確認しておくと、ID管理が一本化できます。
登録の流れは、公式サイトから新規登録を選ぶ→メールアドレスを入力する→届いた確認メールのリンクを開く→パスワードと会社情報を設定する、という順です。確認メールが届かないときは、迷惑メールフォルダと、会社ドメインの受信設定(フィルタで外部メールを制限していないか)を見てください。
プランや料金は時期によって変わるため、無料で試せる範囲や契約可能な件数などは、freeeの公式サイトで最新の情報を確認してください。
freeeサインの料金プラン
freeeサインの料金は次のとおりです。改定されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
| プラン | 月額 | 1件あたりの送信料 | ユーザー数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0円(税抜) | 電子サイン無料枠 1通/月 | 3名 | 送信・締結とタイムスタンプのみ |
| Starter | 年払い 5,980円/月(年額71,760円)、月払い 7,180円/月(税抜) | 電子サイン100円/SMS100円/電子署名200円(税抜)。無料枠50通/月 | 無制限 | フォルダ管理、テンプレート、API/Webhook |
| Standard | 年払い 29,800円/月(年額357,600円)、月払い 35,760円/月(税抜) | 同上。無料枠100通/月 | 無制限 | 契約チェック機能、Wordテンプレート、グループ管理 |
| Advance / Enterprise | 記載なし(問い合わせ) | 無料枠1,000通/月〜 | 記載なし | IP制限、SSO、ワークフロー、権限管理 |
freeeサインにログインできないときの確認順
①ログイン方法の取り違えを疑います。メールアドレス+パスワードで登録したのにfreeeアカウントでログインしようとしている(またはその逆)と、「アカウントが存在しません」といった表示になります。両方の入口を一度ずつ試すだけで解決することが少なくありません。
②メールアドレスの誤りを確認します。個人アドレスで登録したのに会社アドレスを入力している、旧姓・旧ドメインのままになっている、退職した担当者のアドレスで登録されている、というケースです。特に担当者交代の直後は、誰のアドレスが管理者として登録されているかを先に洗い出してください。
③パスワードを再設定します。ログイン画面の「パスワードをお忘れの方」から再設定メールを送り、届いたリンク先で新しいパスワードを設定します。再設定リンクには有効期限があるのが一般的なので、メールを受け取ったらその場で操作を終えるほうが確実です。
④二要素認証(多要素認証)を設定している場合は、認証アプリの入った端末が手元にあるか、機種変更でアプリを移行し忘れていないかを確認します。⑤それでも入れないときは、ブラウザを変える、シークレットウィンドウで開く、キャッシュとCookieを消す、拡張機能を一時的に無効にする、の順で試します。会社のネットワークがアクセス制限をかけている可能性もあるため、テザリングなど別回線でも試してみてください。
上記をすべて試しても解決しない場合、アカウントの状態そのもの(利用停止、契約状況など)が関係していることがあります。その段階では自己判断で新規アカウントを作り直さず、サービス提供元のサポートに、登録メールアドレスと発生している画面表示を添えて問い合わせるのが近道です。
ユーザー追加と権限の考え方|ひとり社長から人が増えたら
最初はひとりで使っていても、経理担当や営業担当が増えると、代表のアカウントを共有する運用は限界が来ます。IDの共有は、誰が契約を送信したのか分からなくなる、退職時に一括でアクセスを断てない、といった問題につながります。人が増えた時点で、一人一アカウントに切り替えるのが基本です。
ユーザー追加は、管理者アカウントでログインし、設定(管理画面)からメンバー招待を行い、招待メールを受け取った本人がパスワードを設定する、という流れが一般的です。追加時には権限の設計を先に決めます。契約書を作成して送信できる人、内容を確認して承認する人、閲覧だけできる人、の三段階に分けると小さな会社でも運用しやすくなります。
権限設計の判断基準はシンプルです。金額や条件を決める立場でない人には送信権限を与えない、代表者以外が送信する場合は承認ステップを必ず経由させる、退職・異動が決まったらその日のうちに権限を停止する。この三つを社内ルールとして文書化しておくと、監査や取引先からの問い合わせにも答えやすくなります。
ログアウトと受信側の手続き|共用パソコンでの注意点
ログアウトは、画面右上のアカウント名やアイコンをクリックし、メニューからログアウトを選ぶ操作が一般的です。共用パソコンや来客が触れる端末では、作業が終わったら都度ログアウトし、ブラウザにパスワードを保存させない設定にしておきましょう。契約書には取引条件や個人情報が含まれることが多く、画面を開いたまま離席するのは避けたいところです。
一方、取引先から契約書が送られてきた側は、アカウントを作らずにメールのリンクから内容を確認し、署名手続きを進められる運用が一般的です。相手に「登録が必要ですか」と聞かれたら、「メールのリンクから手続きできます」と案内し、送信元のメールアドレスと契約内容を電話などで一度確認してもらうと、なりすましメールへの備えになります。
署名依頼メールが届かないという連絡を受けたときは、迷惑メールフォルダ、社内のメールフィルタ、入力したアドレスの綴り、の順に確認します。それでも届かない場合は、依頼を取り消して正しいアドレスで再送するのが早い解決策です。
電子契約を使い始めるときに、あわせて決めておくこと
ログインできるようになったら、次は運用ルールです。どの契約を電子で締結し、どれを紙で残すか(相手方の希望や業界慣行で紙が必要な場合があります)、締結後のファイルをどこに保管するか、誰が検索できるようにするかを、最初に決めておくと後から探し直す手間が減ります。
電子で締結した契約書の保存については、電子帳簿保存法の考え方が関係します。取引情報を電子でやり取りしたデータの保存方法には一定の要件があるとされており、詳細は国税庁の資料や所管官庁の案内で最新の内容を確認してください。業務委託契約に関わる報酬の扱いや、インボイス制度との関係で迷う点が出てきたら、自己判断せず確認を取るのが安全です。
契約書の内容そのもの(条項の妥当性、解除や損害賠償の定め方)は、テンプレートをそのまま使うと自社の実態と合わないことがあります。取引額が大きい契約や、継続的な取引の基本契約を結ぶ場面では、弁護士に内容を確認してもらうことを検討してください。電子契約の保存方法や仕訳への反映で迷う場合は税理士、雇用契約書や労働条件通知書を電子で交付する場合の取り扱いは社会保険労務士に相談すると、運用に合った形に整えられます。
よくある質問
freeeサインのログイン画面はfreee会計と同じですか。
freeeアカウントでログインする形で登録している場合は、同じIDでサービス間を行き来できる運用になります。ただしfreeeサイン単体でメールアドレスとパスワードを登録している場合は入口が異なるため、まずどちらで登録したかを確認してください。
パスワードを忘れてログインできません。どうすればいいですか。
ログイン画面の「パスワードをお忘れの方」から、登録メールアドレス宛に再設定メールを送ります。リンクには有効期限があるのが一般的なので、メールが届いたらその場で新しいパスワードを設定してください。メールが届かないときは迷惑メールフォルダと社内のメールフィルタを確認します。
社員を追加したいのですが、アカウントは共有しても良いですか。
誰が送信したか記録が残らず、退職時の権限停止もしにくくなるため、一人一アカウントでの運用をおすすめします。管理者がメンバー招待を行い、送信・承認・閲覧の権限を分けて設定すると、小さな会社でも管理しやすくなります。
契約書を受け取る取引先もアカウント作成が必要ですか。
受信して署名するだけであれば、メールのリンクから手続きできる運用が一般的で、登録を求めないケースが多いです。取引先から質問された際は、送信元アドレスと契約内容を別の手段で確認してもらうよう添えると安心につながります。