コストコの法人会員カード|発行できる枚数と社内での使い方
コストコの法人会員(ビジネスメンバー)を検討するとき、いちばん多い質問が「結局、社内で何人まで使えるのか」です。カードは1種類ではなく、本人用・家族用・従業員用という性格の違うカードが組み合わさっているため、この3つを分けて考えると一気に整理できます。この記事では、枚数の考え方、申し込みの手順、そして発行したあとに必ず問題になる「誰がいつ持ち出すか」の社内ルールまで、順番に説明します。
この記事の結論
- コストコの法人会員カードは「本人カード」「同居家族などの家族カード」「従業員用の追加カード」の3種類に分けて考えると、社内で何人が使えるかを整理しやすくなります。
- 追加カードの発行枚数や条件・費用は変更されることがあるため、申し込み前にコストコの公式サイトまたは倉庫店の会員サービスカウンターで最新の内容を確認してください。
- カードを増やす前に「誰が・何のために買うか」と「支払いと領収書の受け取り方」を決めておくと、経費精算でつまずきにくくなります。
コストコの法人会員カードは何人まで作れる?まず3種類に分けて考える
「コストコ ビジネスカード 何人」で調べている方が混乱しやすいのは、カードが1種類ではないからです。大きく分けると、契約者本人が持つ本人カード、同居のご家族などが持てる家族カード、そして従業員に持たせる追加カードの3つがあります。それぞれ対象者と条件が違うので、まずは「社内で使わせたいのは従業員か、家族か」を分けて考えてください。
本人カードは会員契約をした人のカードで、法人会員の場合は申し込んだ代表者や担当者が保有します。家族カードは同じ住所に住む一定年齢以上の方を対象とする枠で、社員用ではありません。従業員のためにカードを持たせたい場合は、追加カード(従業員用の会員カード)の枠を使うことになります。
肝心の枚数ですが、何枚まで追加できるか、追加に費用がかかるかどうかは制度として見直されることがあります。ここで具体的な数字を書いてしまうと古い情報になりかねないため、コストコの公式サイトの会員案内ページ、または最寄りの倉庫店の会員サービスカウンターで、申し込み時点の条件を確認するのが確実な進め方です。
追加カードを作る前に決めておく3つのこと
枚数の条件を確認したら、次は社内側の整理です。最初に決めたいのは「誰に持たせるか」。店舗で買い出しをするのは誰か、その人は週にどのくらい行くのか、を洗い出します。年に数回しか行かない人にまでカードを発行するより、買い出し担当を1〜2名に絞ったほうが、持ち出し管理も経費処理もシンプルになります。
2つ目は「支払い手段」です。従業員が自分の財布から立て替えると、精算の手間と領収書の紛失リスクが増えます。法人名義のクレジットカードやデビットカードを買い出し担当に持たせるのか、立替精算にするのかを、カード発行と同時に決めておくと後が楽です。
3つ目は「買っていいものの範囲」。コストコは食品から消耗品、家電まで幅広く扱うため、範囲を決めないと私物に近い買い物が混ざりがちです。「事務所の消耗品と来客用の飲料まで」「それ以外は事前申請」といった線引きを、口頭ではなく短い文章で残しておくことをおすすめします。
申し込みの手順|いつ・何を用意して・どこで手続きするか
タイミングとしては、店舗で買い出しを始めたい日の前に済ませておくのが基本です。会員カードの発行は倉庫店の会員サービスカウンターで行えるほか、オンラインでの申し込みに対応している場合もあります。どの方法が使えるかは公式サイトの会員案内で確認してください。
用意するものは、法人(または個人事業)として事業を行っていることが分かる書類と、申込者本人の確認書類が一般的です。具体的には登記事項証明書、事業の名称が入った名刺、開業届の控えなどが挙げられることがあります。どの書類が有効かは店舗や時期で運用が異なることがあるため、来店前に問い合わせておくと二度手間になりません。
従業員用の追加カードを同時に作る場合は、その従業員本人の来店や本人確認が求められるのが通例です。カードには顔写真が入る運用のため、代理で作りにいけるとは限りません。買い出し担当者が複数いるなら、発行のための来店スケジュールもあわせて組んでおきましょう。
コストコ ビジネスカードは何に使う?購入品の考え方
「コストコ ビジネスカード 何に使う」という検索も多いですが、実務でよく使われるのは、事務所の飲料やコーヒー、トイレットペーパーやゴミ袋などの消耗品、来客・社内イベント用の食品、清掃用品あたりです。飲食店や小売業であれば、食材や包材の仕入れに使う会社もあります。
法人会員には再販売目的の仕入れに関する仕組みが用意されている場合があります。仕入れとして購入したい場合は、対象商品や手続きが個別に決まっていることがあるため、会員サービスカウンターで自社のケースが該当するかを確認してください。
経費処理の面では、事業に使ったものは経費、私的に使ったものは経費にしない、という切り分けが基本です。会費や購入品の扱いは事業内容や使用実態によって判断が分かれることがあり、一律には決められません。迷う支出があれば、顧問税理士に事業の実態を伝えたうえでご確認ください。
カードを発行したあとの社内ルール|持ち出し・精算・領収書
カードは顔写真付きで、本人以外が使う前提のものではありません。そのため「営業部の引き出しに1枚置いて誰でも持ち出す」という運用は向いていません。カードは名義人本人が管理し、買い出しは名義人が行う、という原則を最初に共有しておきましょう。
精算のルールは、買い出しの頻度で決めます。月に数回なら立替精算でも回りますが、毎週のように行くなら法人カードを持たせ、レシートを撮影して経費精算システムや共有フォルダに上げる運用のほうが手間が少なくなります。レシートは品目が多く長くなりがちなので、撮影時に見切れないよう分割して撮るルールも決めておくと後で困りません。
電子データで受け取った請求書やレシートの保存方法については、電子帳簿保存法の考え方に沿った対応が必要になる場合があります。要件の細かい部分は改正もあるため、国税庁の公表資料を確認するか、税理士に自社の保存方法を見てもらうと安心です。
個人会員と法人会員、どちらで登録する?判断の順番
迷ったら、次の順に見てください。1つ目、社員や役員など自分以外にもカードを持たせたいか。持たせたいなら法人会員の追加カードの枠が使えるかを確認します。2つ目、支払いや領収書を会社名義でそろえたいか。経理上、宛名を法人名にしたい場面が多いなら法人会員のほうが整理しやすくなります。
3つ目、購入したものを再販売する可能性があるか。仕入れとしての利用を考えているなら、法人会員の枠組みで相談するのが自然です。逆に、買い出しをするのは代表者ひとりだけで、買うのは事務所の消耗品程度、という段階なら、まずは身軽に始めて必要になったら切り替える、という選択もあります。
会員の種別や条件、切り替えの可否は変更されることがあります。年会費や追加カードの費用も含め、申し込み前にコストコの公式サイトで最新の情報を確認し、不明点は会員サービスカウンターに直接聞くのがいちばん早い方法です。
よくある質問
コストコの法人会員カードは何人まで作れますか?
本人カードに加えて、同居家族向けの家族カードと、従業員向けの追加カードという枠があり、社内で使える人数はこの組み合わせで決まります。発行できる枚数や追加費用の有無は見直されることがあるため、申し込み時点の条件をコストコの公式サイトまたは会員サービスカウンターでご確認ください。
従業員用の追加カードは、本人以外が使えますか?
会員カードは顔写真付きで名義人が使う前提のため、他の社員が借りて使う運用は想定されていません。買い出しをする人が複数いるなら、その人数分のカードを発行できるかを事前に確認しておくとスムーズです。
追加カードを作るとき、その従業員も店舗に行く必要がありますか?
顔写真の撮影と本人確認があるため、対象となる従業員本人の来店が求められるのが一般的です。代理申請ができるかどうかは運用によって異なるので、来店前に問い合わせておくと二度手間を避けられます。
コストコで買ったものは経費にできますか?
事業のために使ったものかどうかで判断されるのが基本で、私的な買い物が混ざると区分が必要になります。会費の扱いも含めて事業内容や使用実態によって判断が分かれることがあるため、顧問税理士にご確認ください。